時事・政治

原爆死没者名簿は嘘-毎年八千人増!ニュースをコピペして英語を学ぶ

こんにちは。

 

1945年8月6日に広島、9日に長崎に原爆が投下されてから74年の月日が過ぎました。

 

今年も例年通り広島と長崎で原爆慰霊式と平和記念式が行われて総理大臣がスピーチをし、今年も例年通り左翼グループの妨害活動がありました。

 

また、8月15日の終戦記念日に向け、NHKを中心に民放も追随して歴史の一面だけを取り上げて糾弾し反省させ洗脳する特集番組が組まれています。

 

これらが夏の風物詩となった感もありますが、

歴史を利用して国民を洗脳し権力争いに利用する特定メディアに振り回されず、

改めて公平に歴史に振り返り思いを致しましょう。

 

また、最近は日韓請求権協定をあっさりと踏みにじって嘘を繰り返す韓国への反感が高まっていますが、

実は原爆に関しては日本にも大きな嘘がありますので、ご一緒に冷静に考えてみましょう。

 

今回は、

  • 原爆被害のあらまし
  • 死者が毎年八千人増?原爆死没者名簿は嘘や誤解を生む!
  • 原爆慰霊式・平和記念式での安倍総理スピーチ(日本語、英語、中国語)
  • 原爆慰霊祭に関する海外ニュース
  • 内蔵記事や海外ニュースをコピペして英語を学ぶ

の順にご紹介します。

 

原爆被害のあらまし

 

まず始めに、広島市と長崎市の公式ホームページの中の、原爆関係のページを下にご紹介します。

 

いろいろなデータや説明がありますので、以下の記事を読むにあたり助けとなります。

 

原爆投下

 

1945年8月6日午前8時15分、

人類史上最初の原子爆弾が、広島に投下されました。

 

B29戦略爆撃機から投下された原子爆弾は、投下から43秒後、原爆ドームの南東約100メートル地上約600メートルの上空で、

爆薬によって濃縮ウランが超濃縮状態となって核分裂反応を起こし、一瞬のうちに強烈な熱線放射線を光速で四方八方へ放射し、猛烈なエネルギーを空気に与えて灼熱の火球を作りました。

(長崎への原爆はプルトニウムによる核分裂反応。)

 

火球の中心温度は摂氏100万度を超え、1秒後には最大直径280メートルの大きさとなり、急速に膨張して超高圧で高温の爆風となって地上を襲いました。

 

爆風は最大秒速440メートル(常温時の音速の約1.3倍)にも達し、爆心地周辺の地表面の温度は3,000~4,000度にも達し、

熱線と放射線と爆風が複雑に作用して大きな被害をもたらしました。

 

↑爆心地と原爆ドームの現在の地図

 

↑爆心地と原爆ドームの被爆後の航空写真

 

↑現在爆心地に立っている石碑

 

近距離でまともに熱線と放射線と爆風を浴びた人々は、一瞬のうちに気体となって蒸発し、その一部が壁などに付着し、人が消えて影が残ったように見えました。

 

遮蔽物に隠れていた人々も、回り込んできた熱風に焼かれて全身の皮膚が焼けただれて垂れ下がるほどの大やけどを負ったり、

建物が倒壊して下敷きになったり、火事に巻き込まれて焼死したり、

放射線を大量に浴びて急性放射線障害を起こしました。

 

急性放射線障害

 

死に至る急性放射線障害は、おおよそ次の3つがあります。

(Gy=グレイという単位は、人体1キログラムに吸収された熱量(J=ジュール)です。被曝する放射線の種類や被曝部位によって人体への影響に換算したものがSv=シーベルトです。おおよそ1Gy=1~2Svと考えてよいでしょう。グレイとシーベルト

 

急性骨髄症候群

1Gy以上の全身被曝によって出現。造血幹細胞が細胞死を来たし、白血球と血小板の供給が途絶えるため、出血が増加すると共に免疫力が低下し、重症・無治療の場合は30〜60日程度で死亡する。

消化管症候群

5Gy以上の全身被曝によって出現。これは小腸内の幹細胞が細胞死を来たし、上皮細胞の供給が途絶えるため、下痢や細菌感染が発生し、重症無治療の場合は20日以内に死亡する。

放射線神経障害

30Gy以上という高線量の全身被曝によって出現。中枢神経に影響が現れ、意識障害、ショック症状を伴い、数時間以内に死亡する。

 

慢性放射線障害

 

慢性放射線障害では、被曝した細胞の遺伝子情報が傷つけられて癌化が進み、10年から20年の潜伏期間を経て癌となって死ぬ可能性が上昇します。

(もともと約30%の人が癌で死にますが、その値が若干上昇したり、死が早まるということです。)

 

 

急性放射線障害では約60日生き残れば快方に向かうため、やけどなどの症状も含め、1945年の年末まで生存していれば、それ以後は慢性放射性障害による被害にほぼ限られることになります。

 

原爆による1945年年末までの死者は、広島で約14万人長崎で約7万人となっており、

それ以後は数十年の潜伏期を経て、1シーベルトの被曝当たり約5%の発癌死亡率の上昇と考えられています。

 

集中治療しない場合に人間が60日後に半数が死亡する被曝量が約4Svと言われています。

 

原爆者健康手帳を交付された人を被爆者と呼び、被爆者数の最大は1980年で372,264人となっています。

 

1980年時点で既に亡くなった方々を加味して1946年以降も生存された被爆者の方々を50万人と考え、その平均被曝線量を2Svと考えると、

50万人の10%のおおよそ5万人が原爆被曝による原因で癌になって亡くなる(亡くなった)計算となります。

 

特定の癌を除き、原爆による放射線によって癌になったのか、その他の理由で癌になったのかは判別できませんので、

被爆者の中で癌で亡くなった人がいても、それが原爆が原因なのかそうでないかは分かりません。

 

 

死者が毎年八千人増?原爆死没者名簿は嘘や誤解を生む!

 

私は愛国者ですが、日本政府が嘘をついていると見做さざるを得ない残念なことがあります。

 

それは、原爆死没者名簿についてです。

 

この名簿に記載されている人の数が、当然原爆による死者数だと誰でも考えますよね?

 

Wikipediaにも「広島市と長崎市に投下された原子爆弾とそれに伴う被害によって死亡した者の氏名を名簿に記載し、毎年それぞれの原爆投下日に執り行われる平和祈念式典において奉納されるものである。」との記載があります。

 

しかし、実際はそうではないのです。

 

原爆死没者名簿

 

広島 31万9186名(2019年8月6日奉納時追加奉納数:5068名)

長崎 17万9226名(2018年8月6日奉納時追加奉納数:3511名、2019年は約3500名の見通し)

 

前の章で述べたように、急性放射線障害の特性を考えると、原爆投下後4カ月近くが経過した1946年以後に原爆の影響で亡くなった原因はほとんどが慢性放射線障害(10年~20年以後に癌になる)と考えられます。

 

1945年年末までの死者数は広島約14万人、長崎約7万人です。

 

そして、慢性放射線障害によって亡くなった(亡くなる)のは、科学的な統計と確率で計算して、全期間を通じて5万人という数字になります。

(科学的な統計:1Svの被曝当たり5%の人が、何十年後かに通常より多く癌になって死ぬ。)

 

そもそも、今年亡くなった人を原爆で亡くなったとして広島長崎合わせて約8500名も原爆死没者に算入してよいものでしょうか?

 

原爆死没者名簿への登録については、広島市の場合、

「広島市では被爆者健康手帳をお持ちの方が亡くなられた場合、葬祭料の申請などをもとに亡くなられた方のお名前を登載しております。」

とあり、被爆者が亡くなれば自動的に原爆死没者に算入しているようです。

 

広島市の原爆投下当時の人口は約35万人です。原爆投下後に外部から救援などに来て被曝した人も万単位でいるとはいうものの、広島だけで約32万人も原爆死没者として算入することは、良心を欠いていませんか?

 

人口約25万人の南京市で30万人も虐殺が行われたと荒唐無稽な主張をする中国と通じるところがありませんか?

 

ネット上では広島と長崎の原爆死没者名簿の人数を単純に合計し、

「原爆による死者は約50万人」や「日本は原爆の死者を約50万人と見積もっている」との記述もちらほら見かけます。

 

原爆による原因である可能性が少しでもある死没者」としっかり書かないと、日本が国際社会に対して重大な嘘をついていることになってしまいます。

 

他国の嘘を暴くのは非常に大切ですが、自国が嘘をつかないようしっかりと指摘していくこともまた大切なことではないでしょうか。

 

 

原爆慰霊式・平和記念式での安倍総理スピーチ(日本語、英語、中国語)

 

8月6日に広島市で、8月9日に長崎市で、原爆死没者慰霊式と平和記念式が行われ、

例年通り総理大臣がスピーチを行いました。

 

広島

 

下記は平和記念式典の概要です。一生に一度は参加してみたいですね。

 

下記は「メモリーサポーター本体」の内蔵記事の1つで、日本語、英語、中国語で段落ごとに交互に表示しています。

 

下記は慰霊式と平和記念式の中継動画です。厳粛な気持ちになり、夏休みを有意義に使おうと決心できますよ。

 

長崎

 

 

さて、広島と長崎の両方の安倍総理のスピーチには、下記の文章があります。

核兵器によってもたらされた広島と長崎の悲劇を決して繰り返してはなりません。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた努力をたゆまず続けること。これは、令和の時代においても、変わることのない我が国の使命です。新しい時代を平和で希望に満ち溢(あふ)れた時代としなければなりません。

我が国は、「核兵器のない世界」の実現に向け、非核三原則を堅持しつつ、被爆の悲惨な実相への理解を促進してまいります。核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、双方の協力を得ながら対話を粘り強く促し、国際社会の取組を主導していく決意です。

 

北朝鮮が核を持った途端、アメリカは北朝鮮を重要視し始め、トランプ大統領は金正恩委員長に何度も会い、毎回何時間も会談しました。

 

韓国はアメリカの同盟国にも拘わらず、その文在寅大統領は毎回ほんの数分か数十分しかトランプ大統領に直接会談してもらえなかったのと比べると、あまりにも差が歴然としています。

 

リビアの指導者のカダフィ大佐が核を放棄したとたん、内乱を扇動されて殺されたのをご記憶の方も多いでしょう。

 

  • 核を持てば国際社会が気にかけてくれる
  • 核を持てば先制攻撃されにくい

という残念な真実こそ、多くの国に核兵器開発を決意させる大きな原因ではないでしょうか。

 

もし世界が核兵器を完全に廃棄すれば、抜け駆けした国やテロリストの核兵器の価値が暴騰してしまいますので、核を完全に廃棄することは非現実的でしょう。

 

しかし、核兵器の数を減らしたり拡散を防ぎたければ、核兵器を持つメリットを小さくしなければなりません。

 

具体的には、

  • 核兵器の数に応じてなんらかの国際機関の高額な分担金を出すシステムを構築する
  • 核兵器を先制使用した国や核兵器で相手国を脅した国には国連による経済制裁などの措置を予め決めておく

などが考えられます。

 

また、北朝鮮や中国に限れば、これらの国が核をある水準以下まで減らさないなら日本も核開発を開始する、と予め法律などで決めておけば、これらの国も考慮するでしょうし、第三国がこれらの国に圧力をかけることにも繋がります。

 

平和を唱えるだけでなく、知恵を絞りましょう。

 

子孫のことを考え、核武装の可否やメリット・デメリットの議論も始めましょう。

 

原爆慰霊祭に関する海外ニュース

 

「メモリーサポーター本体」の「リンク」では海外14メディアをモニターし、

日本人が読みたいであろう記事をピックアップして検索できるようにしています。

 

その過程で、広島・長崎での慰霊祭や平和記念式、原爆投下そのものなどについて、いくつか面白そうな記事を発見しましたので、

ぜひ原文をご覧になり、英語の学習も合わせてしていただきたいと思います。

(次の章で、原文をコピペして楽に精読・単語記憶・リスニング・聞き流しを行う方法をご紹介しています。)

 

内蔵記事や海外ニュースをコピペして英語を学ぶ

 

以前の章で既にご紹介した広島の原爆慰霊式と平和記念式での安倍総理のスピーチで、「メモリーサポーター本体」の約2600本の内蔵記事の1つです。

 

日本語と英語を速度をそれぞれ10段階で設定して交互に読ませ、何十回も繰り返し朗読させて聞き流しをしてみてください。

 

慣れたら、記事の一番上の「表示言語」で「Japanese」を空白に変えて英語だけを表示させて朗読させたり、朗読速度をどんどん速くしましょう。

 

記事ページ」の使い方はこちらです。

 

上に紹介した「内蔵記事」は、

このページの上部タブの「メモリーサポーター本体」から「内蔵記事を検索」を選び、

「検索言語:Japanese」「検索語句:広島、原爆」などと入力して「検索」すれば表示されます。

 

検索ページ」の使い方はこちらです。

 

前の章にご紹介した英文ニュースを使って学習するには、「貼り付けページ」にコピペして使います。

 

20分程度かけて英文を精読して単語を覚えた後は、ルーティンワークをしながら何時間もひたすら聞き流しをするとよいですよ。

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