こんにちは。
今回は、「検索ページ」で検索して記事を表示した後に表示される
「記事ページ」の使い方をご紹介します。
「記事ページ」は最大8言語まで同時に表示でき、
朗読・辞書・解析・単語帳などの機能があります。
※メモリーサポーター本体はグーグル・クロム専用です。
記事ページの表示
「メモリーサポーター本体」の「検索ページ」で記事を検索して「記事ページ」を開く方法はこちらです。
二回目からはあなたが最後に開いた記事を簡単に開くことができます。
このページの上のタブの「メモリーサポーター本体」の「(母国語)日本語」を右クリックして「新しいタブで開く」を選択します。
「最後に開いた記事」をクリックすると、あなたのパソコンに残っているクッキー情報により、
最後に開いた記事を自動的に開きます。
記事ページの概要
上図のオレンジ色部分が「表示言語」を選択するところです。
左から順に選択した言語が、本文中の段落の中で上から順に表示されます。
緑色部分にある「翻訳先言語」の中から選択でき、最大8つまで表示できます。
表示しない場合は「空白」を選択してください。
水色部分は以下の働きをします。
- 「<<」:検索にヒットした最初の記事へ
- 「<」:検索にヒットした前の記事へ
- 「1952」:検索にヒットした1952番目の記事へ
- 「>」:検索にヒットした次の記事へ
- 「>>」:検索にヒットした最後の記事へ
紫色部分を押すと「検索ページ」が開きます。
緑色部分の各項目は以下の通りです。
- カテゴリー:この記事の属するカテゴリー。
- シリーズ:この記事の属するシリーズ。どのシリーズにも属していない場合もあります。
- 翻訳元言語:この記事が書かれた(スピーチが行われた)言語。
- 翻訳先言語:この記事が翻訳されている言語。
- 事象発生日:この記事の起こった(スピーチが行われた)年月日。
- 記事公開日:この記事がメモリーサポーターで公開された日。
- ユーザー達成度:この記事をあなたがどれだけ理解したか。(ログイン時のみ)
- ユーザー評価:この記事をあなたがどれだけ評価するか。(ログイン時のみ)
日本人の皆さんが英語を学習する時は、
「翻訳先言語」に「English」「Japanese」のあるものを「検索ページ」で設定して検索するとよいでしょう。
ログイン時には下記の2つが選択できるようになり、後々の検索で次のような時に役に立ちます。
- ユーザー達成度:まだ理解が十分でないものだけ検索したいとき
- ユーザー評価:気に入ったものだけ検索したいとき
朗読させる方法
下図は、2016年12月27日に安倍総理大臣がオバマ大統領とともにハワイ真珠湾を訪問した時のスピーチの記事の一部です。
上図は「表示言語」に左から順に「English」「Japanese」「Japanese」「Japanese」と選択したものです。
上図の赤色・水色・紫色・オレンジ色の部分は、朗読速度を決めて朗読させるボタン群で、
それぞれ以下の機能があります。
- S|▶:一文ずつ交互にすべての段落と言語を読む (Sentence)
- PL|▶:すべての段落と言語を読む (Paragraph & Language)
- L|▶:その言語のすべての段落を読む (Language)
- P|▶:その段落のすべての言語を読む (Paragraph)
- |▶:そこだけ読む
- ||/▶:一時停止と再開
- ■:キャンセル
※メモリーサポーター本体では、グーグル・クロムの朗読機能により朗読させています。
あなたがお使いのグーグル・クロムのバージョンや地域により、
朗読できる言語、朗読速度、朗読の音程、朗読の質が変わってきます。
私の日本製のアンドロイドのスマホでは約34ヵ国語を朗読できます。
上図では、
- 赤色部分は日本語の段落の上にあり朗読速度を「9」に設定
- 水色部分は一番目の英語の段落の上にあり朗読速度を「5」に設定
- 紫色部分は二番目の英語の段落の上にあり朗読速度を「6」に設定
- オレンジ色部分は三番目の英語の段落の上にあり朗読速度を「7」に設定
してあり、「S|▶」ボタンや「PL|▶」ボタンや「P|▶」ボタンを押すと、
日本語を最大速で朗読した後、英語を徐々に早く三回読みます。
- 多言語を同時に学習したり、
- 日本語を入れたり抜いたり、
- 同じ言語でも読む速さを変えて何度も読んだり、
皆さんのお好みの方法を見つけて活用してくださいね。
辞書を表示させる方法
上図の赤色部分・水色部分・緑色部分は、「辞書」ボタンです。
上図の青い部分のように、文の一部を選択した状態で各「辞書」ボタンを押すと、
その辞書に自動的に選択部分の文字が入力されて表示されます。
(単語でも連語でもフレーズでも可)
デフォルトでは、
英語の段落には「Weblio英和辞典」「英辞郎」「Cuerbo英和辞典」「Oxford英英辞典」が
日本語の段落には「goo辞書」「Weblio類語辞典」「Weblio辞書」が
簡体字中国語の段落には「Weblio中日辞典」「有道中日辞典」「Glosbe中日辞典」が
セットされています。
辞書を変える方法
デフォルトの辞書を自分の好きな辞書に変えたい場合の手順は以下の通りです。
- 目的の辞書に任意の単語を入れて意味を表示させ
- URLの中のその単語の部分を「animal」と入れ替えてコピー
- セットしたい「辞書」ボタンを右クリックし
- 出てきた入力ボックスにペースト
- 「OK」ボタンを押す
検索サイトをここに設定しておくと、辞書ではなく検索結果を表示することができます。
「Yahoo Japan」を例にすると、元々のURLは「https://www.yahoo.co.jp/」ですが、
「memory」と入力して検索すると、私のパソコンではURLは
となり、「memory」を「animal」に入れ替えると、
となりますので、「辞書」ボタンを右クリックして出てきた入力ボックスに、
これをペーストして「OK」を押してください。
解析する方法
上図の赤色部分のように、
第一段落の英語部分に「全解析」ボタンが表示され、クリックすると全ての段落が解析され、
全ての段落の英語部分に「解析」ボタンが表示され、クリックするとその段落が解析されます。
(現在は、英語のみ解析機能がありますが、徐々に増やしていきます。)
解析とは簡単に言うと、文章を単語に分けた後、次のようになります。
- 単語のレベルに応じて文字の色分けをする(低 黒~赤~オレンジ~黄~緑~青~藍~紫 高)
- ユーザーが学習・復習すべき単語に枠を付け、記事の下に単語帳として一覧表示する
- ユーザーのその単語の「記憶レベル」に応じて、枠の中の色分けをする(低 赤~オレンジ~黄~緑~青~藍~紫 高)
枠が付いた単語をユーザーは次の操作をしてください。
- 十分に覚えていたら左クリックして枠を消す ⇒ 「記憶レベル」がアップ
- 十分に覚えていなかったら右クリック(左クリック2回)して枠を黒くする ⇒ 「記憶レベル」がダウン
※学習を終える前に必ず「単語を保存」ボタンを押してください。
こうすることで、次回以降に同じ単語が出てきたときに、枠が付くまでの時間が変わり、
十分に覚えている単語は、何カ月・何年も枠が付かなくなり、
適切な時間に復習することができて学習の効率が上がります。
解析の詳しい説明はこちら。メモリーサポーターの独自システムー単語復習や解析の仕組み
URL内で自動的に設定する方法
あなたが友人や生徒の方に「メモリーサポーター本体」のリンクを送って学習を薦める場合、
表示させる言語やその順番やその朗読速度などを予め設定しておくことができます。
サンプルはこちら。
記事のURLの最後に次の操作を行います。
- 表示言語をセット:「&languages=」を付け、その後に言語番号を最大8つ、「,」で区切って付ける
- 朗読速度をセット:「&speeds=」を付け、その後に朗読速度を最大8つ、「,」で区切って付ける
- 母国語をセット:「&language=」を付け、その後に言語番号を1つ付ける
※言語番号を「0」にすると選択無しとなります。
※言語番号は全て半角文字です。
※URLの前の部分に「?」が無い場合は1つ目の「&」を「?」に変えてください。
言語番号は下図の通りです。
その他の機能
上図の紫色部分は以下のような機能を持っています。
- 全コピー(張り付け):「貼り付けページ」で張り付ける形式で記事全てをコピーする
- 全コピー:記事本文だけを全てコピーする
- 単語を保存:解析時に単語を操作した情報を次回以降に持ち越すことができます。
- 解析条件:枠付けの対象とする覚えたい単語のレベルを選択する画面を表示します。
- ページ初期化:解析や単語の操作などを全て初期化し、ページを再表示します。
上図の赤色部分は、解析時に単語をクリックしたり枠を消したりすると、
それに応じたポイントが溜まり、学習の目安となります。
上図の緑色部分は、現在設定されている解析時に枠を付ける対象となっている、
言語・単語のレベル種別・単語のレベルです。
上図の水色部分は、解析時に下に表示される単語帳の表示方法です。
上図のオレンジ色部分の「朗読繰り返し」は、朗読ボタンを押した時に朗読を何回繰り返すかを設定するものです。
「S|▶」「PL|▶」「L|▶」の朗読ボタンは、
記事を初めから最後まで通して読んでくれるものですが、
これを更に何度も繰り返すことにより、何十分・何時間も連続で朗読でき、
聞き流しなどの用途に非常に便利です。
上図のオレンジ色部分の「朗読音声」は、朗読の声質を「Female」「Male」「Random」の中から設定できます。
上図の青色部分のように、「*」のマークはソース(情報源)や参考資料を示しており、
記事のヘッドライン(第一段落)の横にはほとんど表示されています。
最後に
「メモリーサポーター」は自由度が非常に高いシステムとなっています。
精読・リスニング・聞き流しなど、
様々な学習方法ごとに皆さんのお気に入りの表示方法を見つけ、
皆さんの効率的な学習に役立ててくださいね。