こんにちは。
日本の惑星探査機「はやぶさ2」が無事小惑星「リュウグウ」に接地してサンプルを採りました!
今回は、おめでたいニュースを英語で読んでしまおうという企画です。
4年2カ月の航行の末に「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接地
日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)によれば、
昨日2018年2月22日朝、JAXAの惑星探査機「はやぶさ2」が、
地球から約3億キロ離れている直径約700メートルの小惑星「リュウグウ」に着地し、
サンプル採取に成功したとのことです。
[JAXA] 小惑星探査機「はやぶさ2」
「はやぶさ2」は、2014年12月3日に種子島宇宙センターから国産H-IIAロケットで打ち上げられ、
ロケットから切り離された後、
「スイングバイ」と呼ばれる地球の重力を利用した加速と自身の「イオンエンジン」を使って航行し、
約4年2カ月をかけて遂に「リュウグウ」に接地しました。
[IT media NEWS] 写真で見る「はやぶさ2」の旅路 [ファン!ファン!JAXA!] はやぶさ2の旅路(往路編) [Hazard lab] はやぶさ2 リュウグウへ降下開始!タッチダウンまでの道のり(動画)
「はやぶさ2」は質量約600㎏、本体の大きさが100㎝×160㎝×125㎝、太陽光パネルを広げると幅約6メートルとなります。
現在、再び「リュウグウ」から上昇して上空20キロに待機していて、
今後数週間であと3回接地してサンプル採取し、2019年12月に「リュウグウ」を離れ、
2020年末までに地球に戻る予定とのことです。
先代の惑星探査機「はやぶさ1」は2010年6月に地球に帰還し、
「地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターン」に、
世界で初めて成功しました。
しかし、途中で不具合が多く発生して「奇跡の帰還」と呼ばれましたし、
肝心のサンプル採取時にも不具合が起こり、持ち帰ったサンプルはごくごくわずかでした。
Wikipedia はやぶさ(探査機)
「はやぶさ2」こそは、サンプルをたくさん持って地球に無事帰還できるといいですね。
海外の英語メディアでニュースを読んでみよう
後継機である「はやぶさ2」の快挙が、海外メディアでもニュースとなっています。
アメリカメディア
アメリカのメディアで、比較的長文で取り上げられているものをいくつか紹介します。
[The Mercury News] “NASA prepares to sample an asteroid” [The Christian Science Monitor] “Chasing asteroids: Dual missions sniff out clues to solar system’s past”
検索ボックスに「hayabusa」と入れて検索してみました。
[The Washington Post] “hayabusa” [USA TODAY] “hayabusa”
イギリスメディア
イギリスのメディアで、比較的長文で取り上げられているものをいくつか紹介します。
[BBC NEWS] Hayabusa-2: Japan spacecraft touches down on asteroid [THE SUN] BIG SHOT Japan’s Hayabusa-2 probe shoots bullet into asteroid with ‘SPACE GUN’ after landing on tiny rock 186million miles from Earth [The Guardian] “Japan’s Hayabusa 2 successfully touches down on Ryugu asteroid” [Mirror] “Spacecraft to fire BULLET at asteroid in quest to uncover origin of Solar System”
メモリーサポーターの貼り付けページでニュースを読む
無料で使える「多言語学習サイト・メモリーサポーター」の「貼り付けページ」を活用して、
ニュースメディアなどでコピーした文章をペーストして学習してみましょう。
音声を聴いてみよう
このページの上にある「メモリーサポーター本体」タブの「(母国語)日本語」をクリックします。
次に「文の貼り付け」をクリックし、「メモリーサポーター本体」を開きます。
「張り付けページ」の左にある「張り付ける言語」に「English」を選び、右の大きなテキストエリアにクリップボードにコピーした英文を貼り付けてください。
「▶」ボタン群は朗読させるためのボタンです。
ボタンの上にマウスカーソルを合わせると、各ボタンの機能が表示されます。
「速度」はすべての英文に共通したもので、0から9の中で朗読速度を変えることができます。
「メモリーサポーター本体」はグーグルクロム専用ですので、
グーグルクロムでなければ朗読機能が使えないことが多く、
グーグルクロムのバージョンや地域によっても、朗読の速度や質が変わってきます。
辞書機能を使ってみよう
単語や熟語を選択してから、上図の赤丸部分の「辞書」ボタンを押すと、4つの辞書をワンクリックで表示することができます。
(デフォルトでは、「Weblio英和辞典」「英辞郎」「Cuerbo英和辞典」「Oxford英英辞典」が設定されています。)
新たなタブで他社のネット辞書に単語を自動入力して表示するため、1秒から数秒の時間がかかります。
右クリックして出てきたウィンドウに、他のネット辞書のURLを入力して辞書を変更することができます。
解析機能を使ってみよう
上図のように、第一段落の上には「全解析」ボタンがあり、各段落の上には「解析」ボタンがあり、解析機能を提供しています。
第二段落の「解析」ボタンを押した例が、下の図です。
文字の色分け
第二段落の英文が英単語に分かれ、単語のレベルによって文字の色分けがされ、簡単な順に、
黒 ⇒ 虹の七色(赤 ⇒ 橙 ⇒ 黄 ⇒ 緑 ⇒ 青 ⇒ 藍 ⇒ 紫)となっており、
赤矢印部分に説明がされています。
単語をクリックすれば、その意味が段落上に表示され、その単語が朗読されます。
また、「辞書」ボタンをクリックすると、前にクリックされた単語の辞書が、段落の上に一瞬で表示されます。
(他社の辞書ではなく、解析時に一括して意味が付与されるため。)
文字の枠づけ
黄緑丸部分と紫丸部分に枠が付いていますが、ユーザーがログインした状態で解析すれば、
ユーザーがそろそろ忘れそうな時期以降に枠を付け、ユーザーに復習を促してくれます。
枠の中の色は、その単語のユーザーの「記憶レベル」によって色分けされ、緑矢印部分に説明がされています。
黄緑丸部分のように枠が付きますが、十分に覚えている場合は左クリックして紫丸部分ような枠にし、
十分に覚えていない場合は右クリック(又は左クリック2回)して黒い枠にします。
このとき、各ユーザーごとに保存している各単語の「記憶レベル」が上下し、
次回以降にその単語が出てきたときに枠を付けるかどうかや、
単語帳に優先的に出題するかどうかに影響します。
枠を付けるか付けないかは「忘却曲線」や「(ユーザーのその単語の)記憶レベル」や「(単語の)記憶難易度」などを使った計算によって求められます。詳しくはこちら。
テキストを保存して次回読み込む方法
「戻る」ボタンを押して「張り付けページ」の元のページに戻った後に、
ログインしていれば、テキストエリアでペーストしたり編集したりした文章を「保存」することができ、
後々「検索」したり「読込」したりすることができます。
ログイン設定により、発行されるURLや「コード」を知っている世界中の人が見ることができるようになります。
公開しない設定で保存しておけば、
著作権のあるニュース記事などの文章でも、問題なく後日再度呼び出すことができます。
詳しい説明はこちら。
無料で使える「多言語学習サイト・メモリーサポーター」を使って、
皆さんの読みたい文章でどんどん学習していってください。