使い方記事

英語などの語学や歴史や政治の教育現場での活用方法!教師の方々へ

 

こんにちは。

今回は、メモリーサポーターを教育現場で活用する方法を、

  • 教育現場で使うために
  • 語学教育(内蔵記事の読解)での活用方法
  • 語学教育(コピペや教材を作成)での活用方法
  • 語学教育(リスニング)での活用方法
  • 語学教育(単語の記憶)での活用方法
  • 歴史・政治・宗教・道徳教育での活用方法

についてご紹介します。

 

教育現場で使うために

 

メモリーサポーターのあらまし

 

「多言語学習サイト・メモリーサポーター」は、

今ご覧のこの「メモリーサポーター紹介サイト」と、

このサイトの処々からリンクされている「メモリーサポーター本」から成り、

教師の方々が授業で補助的に用いたり宿題として出したりして、

学生さんが効率的に学習を進められるように、設計されています。

 

初めは使い方が難しいと感じられるかもしれませんが、

その分機能がたくさんあり、慣れれば効率の高い学習ができます。

 

 

ITに対する考え方

 

ITが人間の雇用の脅威になる時代ですが、

教育も例外ではなくITにどんどん置き換えられつつあります。

 

しかし、人間がITを活用するという原則を忘れてITが人間を追い出すのは、

人間を不幸にすることであって本末転倒であると私は考えています。

 

「メモリーサポーター本体」を多くの人に見せて意見を聞いてきましたが、

”使い方が難しいので、一目で見てすぐ理解できるように、機能を制限してシンプルにしてはどうか”

と言われることがよくあります。

 

しかし、学習サイトにおいて機能を絞れば使い方は簡単になりますが、

その分学習効率の向上も限られます。

 

また、教師の方無しでも生徒さんが誰でもできる簡単なものであれば、

教師の方の役割がどんどんITに奪われてしまうのではないでしょうか?

 

弊社サイトはITを活用しているものの、ITに教師の方の補助をさせ、

教師の方がより効率的に教育でき、生徒さんがより効率的に学習できるよう、

使い方が少々難しくなることを甘受して多くの機能を実現しています。

 

難しいといっても、1時間あれば使い方はだいたい理解できますので、

ご安心ください。

(近日中に使い方がよく分かる解説動画を作り公開します。)

 

 

ITに頼らず守るべきこと

 

機械翻訳はまだまだ参考程度にしかなりません。

 

いくらITが素晴らしいと言っても、人間が間違ったプログラムをすればITも間違います。

 

ITを活用すべきとはいうものの、教材の質を確保する為、

「メモリーサポーター本体」の記事では機械翻訳は一切使用しておらず

全て人間の手により翻訳されています。

(この「メモリーサポーター紹介サイト」は機械翻訳により自動翻訳されます。)

 

 

教育現場向け機能のあらまし

 

後の章で詳述しますが、一般学習者が効率的に学習できる機能に加えて、

  • 教師の方々が教材を編集して保存し、生徒さんが検索して使える(外部に公開したくない文章でも、内部的に使うことができる)
  • 教師の方々が覚えるよう指示した単語について、生徒さんの単語帳に優先的に出題する
  • 生徒さんの中に海外からの留学生がいても、その母国語に辞書が対応している

などの教育現場向けの種々の機能があります。

 

「メモリーサポーター本体」は会員制サイトとなっていますが、

単語の操作状況やテキストの保存など、会員登録&ログインしていないと誰のデータか分からなくなり困ること以外は、

基本的に会員登録もログインもしていなくても、使用することができます。

 

「メモリーサポーター本体」は将来的には一部機能を年20米ドル程度に有料化することを考えていますが、

初めに弊社と交渉して組織的に使い始めていただいた数校においては、

永久に教師の方々や学生さんが在籍中は無料になるよう取り計らいいたします。

(弊社へのメール: matsuihd@memorysupporter.com )

 

 

語学教育(内蔵記事の読解)での活用方法

 

「メモリーサポーター本体」の収録記事は、有名なスピーチを中心に約2100本あり、

検索ページ」で

  1. カテゴリー
  2. シリーズ
  3. 翻訳元言語
  4. 翻訳先言語
  5. 事象発生日
  6. ユーザー達成度
  7. ユーザー評価
  8. 記事評価

を検索条件として収録記事を検索できます。

 

③「翻訳元言語」は、スピーチの特性上、スピーチをした本人が話した原文が最も質が高いですので、例えば英語学習者がもともと英語でされたものだけを検索することができます。

 

④「翻訳先言語」(原文の言語を含む)は、例えば日本人が英語を学習する場合、日本語と英語が必要ですので、この2言語の原文又は翻訳文があるものだけを検索することができます。

 

⑤「事象発生日」とは、「記事」の場合はそのスピーチが行われた日やその談話が発表された日、「リンク」の場合はそのリンク先が公開された日で、例えば開戦前後の記事を調べたければ、「1941/12/1」から「1941/12/31」と設定すればできます。

 

⑥⑦「ユーザー達成度」「ユーザー評価」はユーザーが会員登録&ログインしているときに、記事ごとに設定することができるもので、”その記事をどれくらい理解したか”、”その記事をどれくらい好きか”を表すもので、後々の検索で”理解していないものだけ”や”気に入った記事だけ”を検索することができます。

 

⑧「記事評価」はすべての「ユーザー評価」の平均です。多くの人が気に入った記事を検索することができます。

 

 

 

このようにして検索して出てきた記事リストの中から記事を選んで表示すると、

記事ページ」が表示され上部に8つ「表示言語」のボックスが出てきます。

 

ここで言語を選べば、選んだ言語が順番に、記事が段落ごとに分かれて交互に表示され、

  • 段落ごとに読み比べて学習したり
  • 言語を交互に朗読させたり
  • その言語から母国語への辞書を表示させたり
  • 英文を解析し枠付けして復習を促す

ことができます。

 

生徒さんの中に海外からの留学生がいても、その数十ヵ国語の母国語に辞書が対応しており、

授業をスムーズに進めることができます。

 

「メモリーサポーター本体」では、全て人間の手で翻訳されたものを用いており、

情報ソースのページで翻訳が付いている言語は日本語・英語・簡体字中国語がほとんどですので、

それ以外の言語の翻訳が付いているものは今のところあまり多くはありません。

(次の章の「貼り付け」ページを利用する場合は、翻訳を手動で加えることができます。)

 

 

 

語学教育(コピペや教材を作成)での活用方法

 

「メモリーサポーター本体」の「貼り付けページ」には、任意の言語の任意の文章を貼り付けたり編集し、

前の章の「記事ページ」の形式で表示して学習などに使うことができます。

(「記事ページ」で使える朗読・辞書・解析などの機能も使えます。)

 

単言語の文章だけでなく、翻訳文を付けたりして多言語の文章を編集することもできます。

 

 

著作権がある文章を使ったり、外部で使われないよう、

ボードコードを設定してそれを知っている人だけが見られるようにすることもできます。

 

教室の黒板のように、教師の方々が編集したものを生徒さんのデバイス上に表示させ、

授業で使ったり宿題とすることができるのです。

(生徒さんの中に海外からの留学生がいても、その母国語に辞書が対応しているので、授業がスムーズに進められます。)

 

 

 

語学教育(リスニング)での活用方法

 

音声は「グーグル・クロム」により朗読させていますので、

他のブラウザで開いても基本的に音声が出ません。

(「グーグル・クロム」は無料でダウンロードできます。)

 

 

言語ごとに10段階の速さを設定して、段落ごとに交互に朗読させることができます。

 

例えば、段落ごとに、(日本語を最大速で朗読 ⇒ 英語をゆっくり朗読)させ、

最後の段落まで繰り返すということができます。

 

長時間の聞き流しもできるように、記事の初めから最後まで上の一連の朗読させ、

それを最大100回繰り返すこともできます。

 

また、最大8言語を表示できるというメリットを生かし、同じ言語を何度も表示させ、

その都度速さを変えて朗読させることができます。

 

例えば、段落ごとに、(日本語を最高速で朗読 ⇒ 英語をゆっくり ⇒ 英語を少し速く ⇒ 英語を速く) 読ませることができます。

 

 

ただ、英語と中国語の朗読の質は非常に高く問題がありませんが、

日本語の朗読はまだ質が低いので、日本語教育には十分な検証が必要です。

 

お使いの「グーグル・クロム」のバージョンや地域によりますが、

私の日本製アンドロイドスマホでは、英語・日本語だけでなく、

主要36ヵ国語を朗読することができます。

 

 

 

語学教育(単語の記憶)での活用方法

 

単語帳ページ」では、既に述べた「記事ページ」や「貼り付けページ」と連動して、

  • 単語そのものの使用度・難易度を示す「単語レベル」や
  • 日本の学校のどの学年で習うかを示す「学校レベル」で

任意のレベルを選択し(複数選択可能)、その対象の単語の中から、

忘却曲線などに基づき計算した優先的に復習すべき単語を出題します。

(現在は単語帳は英単語のみ。)

(「TOEICレベル」や「大学入試レベル」も追加する予定です。)

 

  • 単語のみを表示してクリック時に意味を表示させる方法
  • 意味のみを表示してクリック時に単語を表示させる方法
  • 単語と意味の両方を表示させる方法

があり、選ぶことができます。

 

この時、単語の意味は選択した母国語で表示されますから、

生徒さんの中に海外からの留学生がいても、問題なく学習することができます。

 

 

ユーザー1人1人について、単語1つ1つについて、

記憶レベル」「最終アクセス時間」「記憶難易度」などいくつかの単語データがあり、

ユーザーが会員登録&ログインしていると、それらを保存して次回以降に反映させることができます。

 

それらの単語データに基づいて、

  • 「記事ページ」や「貼り付けページ」で「解析」ボタンを押して枠付けする
  • 「単語帳ページ」で優先的に出題する

ことになります。

 

出題された単語について、ユーザーは、

  • 単語を覚えていれば左クリックして枠を消し
  • 単語を覚えていなければ右クリックして枠を黒くし

この操作により単語1つ1つに設定されている「記憶レベル」が上下し、

次回以降に、

  • 「記事ページ」や「貼り付けページ」で解析時に枠付けするかどうか
  • 「単語帳ページ」で優先的に出題するか

に反映されます。

 

忘れそうで忘れていない適切な時期に単語を復習することが最も効率が良いですから、

忘却曲線に基づいてその時間を計算して、ユーザーに復習を促すシステムです。

 

また、教師の方々が覚えるよう指示した単語について、

優先単語欄に、”コンマで区切った単語の羅列テキスト”を貼り付けることにより、

生徒さんの単語帳に優先的に出題することができます。

 

 

 

歴史・政治・宗教・道徳教育での活用方法

 

「メモリーサポーター本体」の記事ページには、歴史・政治・宗教などのカテゴリーがあり、

歴史・政治分野での条約・談話やスピーチだけでなく教育勅語・聖書なども幅広く収録して検索でき、

ソースも掲載していますので、

歴史教育・政治教育・宗教教育・道徳教育などに活かすことができます。

 

歴史教育の例

 

例えば、「記事」タブにおいて、

事象発生日を「1941/12/1」から「1945/8/31」までに設定して検索すると、

下記のようにおよそ13個の記事がソース付きで出てきます。

 

 

政治教育の例

 

例えば、「記事」タブにおいて、

言語を「Japanese」、検索語句を「河野談話」とすれば、

慰安婦問題で有名な河野談話の記事が出てきます。

 

また、最近では、オバマ大統領が広島訪問したり、安倍総理が真珠湾を訪問した時の感動的なスピーチもあります。

 

 

宗教教育の例

 

「記事」タブにおいて、宗教カテゴリーの記事を検索してみます。

今後どんどん追加していきます。

 

 

道徳教育の例

 

「記事」タブにおいて、下記のような記事もあります。

 

 

「メモリーサポーター」は、現在は無料で使えます。

 

ぜひ、教師の方々と生徒さんのお役に立てていただきたいと思います。

 

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