時事・政治

日韓貿易戦争の影響拡大!英語ニュース原文で学習し海外の反応を見る

こんにちは。

 

先月末に日本の輸出規制が発表されてから、韓国ニュースメディアでは連日「日韓貿易戦争」関連の記事が日本関連記事の9割ほども占めて大きな関心とともに報じられています。

 

韓国語のニュースに韓国人が付けた韓国語のコメントを見るに、韓国国民の中にも客観性を持って関連知識を学び、自国の国際法違反などについて批判する人たちが以前よりは増してきたように感じています。

 

今回は、「日韓貿易戦争」に関連する英語記事を読みながら、関連する日本語の記事を紹介して、

皆さんと一緒に日韓貿易戦争や記事の内容について考えつつ、楽しく効率的に英語の勉強をしていきたいと思います。

 

  • 日韓貿易戦争が長期化・影響拡大の兆し
  • 関連記事で海外(韓国)の反応を見る
  • 英語ニュース原文と関連記事で国際情勢と英語を同時に学習する
  • 楽しく効率的に英語を学習するお薦めの方法

の順にご紹介します。

 

日韓貿易戦争が長期化・影響拡大の兆し

 

日本が7月初旬から輸出規制(公式には、輸出手続きの厳格化)した3品目(フッ化ポリイミドレジスト高純度フッ化水素)は韓国半導体産業にとって致命的です。

 

また、8月下旬に韓国を安全保障上重要な原料の輸出を簡素化する優遇措置を受けられる「ホワイト国」から除外して普通の国に戻す措置が取られる予定となっており、この場合は対象が約1100品目となります。

 

高品質のものを作ろうと思えばこれらの高純度のものが必要とされ、代替不可能なものです。

 

日本から輸入しなくてもロシアから買ったり自前で作れるとの記事もありましたが、結局は嘘だったようです。

 

しかし、ムン大統領はじめ韓国政府は強硬姿勢を示して強い口調で日本を批判し、

韓国国民も日本製品ボイコットを叫んで実行し、商品によっては20%や30%の売り上げ減と報道された日本製品もあります。

 

ボイコットは失敗するだろうという報道もあります。

 

何より、韓国国民において、日本へより強い対抗措置を求めている人の割合が、そうでない人の割合を上回っているというデータが、韓国メディアでは報道されています。

 

被害はほとんど出ていませんが、韓国人によるソウルの日本大使館への放火テロも発生しました。

 

ムンジェイン大統領にとっては政権維持が最大の目的、韓国国民にとっては日本に被害を与えて溜飲を下げることが目的となっているように見えます。

 

また、韓国では歴史的な研究が名誉棄損罪などで有罪判決&賠償命令を受けたり、韓国国民の感情を害する真実を報道すると不買運動が起こったりしますので、

かなり言論の自由が制限されていると言わざるを得ません。

 

韓国が変わるには、

  • 韓国メディアが真実を報道し、
  • 韓国国民の目にそれが留まり、
  • 韓国国民がフェアに認識し、
  • 韓国国民が投票に反映させる

という多くの段階が必要で、日本が嘘を認めて韓国に妥協しないとすれば、難しくてもこのステップを踏むことだけが、日韓関係が回復する唯一の解決策だと私は思います。

 

偏った報道をして偏った記事しか読まず偏って考え偏って投票するのでは、偏った政治家しか誕生しません。

 

政治家は国民を映す鏡です。

 

日本国民もインターネットが無い時代には、新聞テレビに良いように洗脳されていましたが、現在では新聞テレビの洗脳力もずいぶん落ちてきました。

(広告費の推移を見れば、だいたい分かるのではないでしょうか。)

 

皆さんとご一緒に海外ニュースも活用しながら、真実を探していきましょう。

(私の文章にも疑問を持って読み、ぜひ皆さんご自身もご一緒にお考えいただきたいと思います。)

 

関連記事で海外(韓国)の反応を見る

 

韓国人の書いたコメントを見ればよく分かりますが、

下記の条約を持ち出すまでもなく、司法の判断を持って国家間で結んだ条約を反故にできると考えている韓国国民がかなりの割合存在していることには、本当に驚くばかりです。

条約法に関するウィーン条約

第二十六条(「合意は守られなければならない」) 効力を有するすべての条約は、当事国を拘束し、当事国は、これらの条約を誠実に履行しなければならない

第二十七条(国内法と条約の遵守) 当事国は、条約の不履行を正当化する根拠として自国の国内法を援用することができない。この規則は、第四十六条の規定の適用を妨げるものではない。

 

横浜と神戸の中華街には中国人がたくさん住んでいるので中国領土である、と中国の裁判所が判決を出せば、横浜と神戸の一部が国際法的に中国の領土になるでしょうか?

 

国家で条約を結べば、国内法をそれに合致するように整えるのは国家の義務ですし、それができないならば、相手国を欺くことですから条約を結んではなりません。

 

公平に考えれば小学生でも分かる話なのに、韓国人が書いたコメントには「三権分立なのにどうして韓国政府が大法院の判決に介入できるのか?(日本側は判決を受け入れよ)」というものが多く、驚くばかりですね。

 

 

過去に遡ると、李氏朝鮮や大韓帝国は、都合の良いことばかり言って農民を扇動したりハーグ密使事件を起こしたことでも分かるように、数々の国際法違反を行って結果的に列強にも支援を受けられず見捨てられました。

 

大韓帝国は自ら窮地に陥って日清露の間で右往左往し、結局2つの戦争に勝った日本が列強に支持され、大韓帝国は自ら日本に併合されることを選択することになりました。

 

政権を維持するために嘘と誇張で国民を洗脳し、それがブーメランとなって自らを苦しめ、窮地に陥っていく歴史を見ていくと、李氏朝鮮や大韓帝国と今の韓国は非常によく似ていると思います。

 

このような観点で考えていくと、日韓貿易戦争の長期化は避けられないものと考えられますね。

 

 

英語ニュース原文と関連記事で国際情勢と英語を同時に学習する

 

下記には日本語の記事とともに、英語の英語もいくつかご紹介していますが、

「日韓貿易戦争」についてご興味を持って情報収集をされてきた皆さんにとっては、既にご存知のことが多いでしょうから、英語記事にも拘らずすらすらと読めてしまうと思います。

 

河野外務大臣、駐日韓国大使の通訳を遮り「ちょっと待ってください!」

 

 

韓国はアメリカに仲裁を依頼するも、アメリカは韓国を相手にしていない?

 

 

トランプ大統領、ムン大統領の仲裁要請に「そんなにもたくさん私が関わらなければならないのですか?(私は忙しい)」

 

日本の輸出規制が発表された7月1日の前日の6月30日に、トランプ大統領は韓国を訪問しており、ムン大統領とソウルで会談していました。

 

トランプ大統領がツイッターで呼びかけ、急遽、韓国北朝鮮国境(板門店)に金正恩委員長を呼んで会談したというちょうどその日ですね。

 

誤解していらっしゃる読者の方も多いと思いますが、

トランプ大統領がムン大統領から日韓の軋轢を仲裁して欲しいと頼まれ、「そんなにもたくさん私が関わらなければならないのですか?(”How many things do I have to get involved in?“)」とおっしゃった(本人談)のは6月30日で、

それをホワイトハウスでの記者会見でおっしゃったのが7月19日です。

 

下の2つの記事はほぼ完全に段落が対応していますので、読み比べてみてください。

 

下記の記事で、朝日新聞は事実を淡々と書いているのに対して、時事通信は(韓国に妥協してでも)日韓関係を正常に戻すべきだと暗に匂わせていると感じるのは私だけでしょうか。

 

下の記事にあるの韓国人のコメントですが、韓国人も”(日本の輸出規制が始まって約19日も経過した)最近になってムン大統領がトランプ大統領に頼んだ”と誤解して憤慨していますね。

 

実社会では怖くてなかなか発言できないのでしょうが、ネットでは約束を守らないとして韓国政府を批判している人が多くなってきた印象ですね。

 

ポイントとしては、

  • 日本の輸出規制が韓国国民の意識に対して絶大な威力を発揮し、その前後で大きく韓国世論が変わっています。反日感情を持つ人の数は増えた感じですが、「約束を守れ」とはっきり言う人の割合も増えたと感じます。
  • 自分の読みたいことを書いている記事を読むのが人間の性ですので、翻訳元のメディアや記事ごとに読者層に偏りがあります。
  • 下記翻訳サイトが翻訳する韓国人のコメントを恣意的に選択している可能性はありますが、このサイトに関しては過去から多くの記事を見てきて、その可能性は極めて低いと私は思います。
  • 韓国・北朝鮮・中国・日本などの何らかの組織がコメント自体や共感数を、動員や自動化プログラムなどで操作していることは、十分に考えられます。

 

改めて書きますが、「そんなたくさんの事に関わらなくてはならないのか?(”How many things do I have to get involved in?”)」という言葉は6月30日、

「両者の要請があれば力を貸したい(“If they need me, I’m there,”)」という言葉は、6月19日です。

 

その他の記事もいくつかご紹介

 

 

 

楽しく効率的に英語を学習するお薦めの方法

 

この記事をご覧の皆さんは、国際政治にもご興味のある方が多いと思います。

 

私は「国際政治に興味を持っている」皆さんは、すでに語学を学習する上でずいぶん大きなアドバンテージを持っていると思います。

 

国際政治に興味を持っているのですから、「読みたい文章」や「読んでいて面白く感じる文章」が山のようにあるはずだからです。

 

語学の教科書は、もちろん読者に読んでいて飽きないように工夫がされていますが、

皆さんが興味のあるニュースを読むのに比べて、教科書の文章は更に面白いでしょうか?

 

何事も「好きこそものの上手なれ」であって、好きでやっている人には勝てません。

 

当「多言語学習サイト・メモリーサポーター」は、より多くの人に利用していただきたいという願いはもちろん大きいのですが、

  • 物事を客観的に捉えて真実が通る社会
  • 正直者が馬鹿を見ない社会

に近づくために、

  • 皆さんが語学や政治知識や情報リテラシーを更に磨くお手伝いをし、
  • 皆さんに社会でますます活躍していただく、

こともまた、大きな願いとしています。

 

皆さんのお好きな文章をコピペして学習する方法を下記動画で説明していますので、ぜひ利用してますますご活躍いただきたいと思います。

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