時事・政治

日本が韓国に経済制裁?海外の英語記事を読むと河野談話の影響が

こんにちは。

 

日韓関係が急速に動き出しました。

 

  • 日本による韓国への経済制裁!?
  • イギリス・ロイター通信の最新記事を検証してみる
  • 「Forced Labor」の背後には「河野談話」の影響が
  • 韓国系住民により建てまくられる慰安婦像
  • 記事をコピペして英語学習に使う方法

の順にご紹介します。

 

日本による韓国への経済制裁!?

 

韓国のムンジェイン政権が、韓国の大法院による日本企業への賠償判決に対し、

「完全かつ最終的に解決」したと日韓基本条約(1965年)で約束したことを覆して必要な措置を取らず、

かつ日韓基本条約に定められた紛争解決条項すら履行しないことから、

日本が韓国の数々の不正に対して我慢していた堪忍袋の緒が切れ、

遂に、下記の重要品目3種類の輸出規制を7月4日から強化することを実行に移しました。

 

(重要品目3種類)

  • フッ化ポリイミド(有機ELディスプレー部分に使われる)
  • レジスト(半導体の製造過程で不可欠なエッチングガス)
  • 高純度フッ化水素(同上)

 

これらは日本が世界的に高い占有率を有しており、

長期保管が困難な物質であることから、

韓国が代替方法を見つけるのはかなり困難であるとみられます。

 

また、簡易な手続きで軍事転用可能な物資を輸出できる「ホワイト国」から、

8月初旬に韓国を削除する手続きにも入りました。

 

輸出規制にしろ、「ホワイト国」削除にしろ、

日本政府はあくまで優遇措置を廃止したとのことで、

WTO違反となる経済制裁ではないとアナウンスしてはいます。

(安全保障上の問題であれば、WTOは経済制裁を認めています。日本は韓国に竹島を武力侵略&占領されているので、この規定に合致すると思います。)

 

広い意味での経済制裁であることは、誰が見ても明らかとは思いますが。

 

 

英ロイター通信の最新記事を検証してみる

 

今回は、昨日7日のイギリス・ロイター通信の下記の記事に注目して、

内容を検証してみます。

 

短い記事ですので、初めての皆さんにも最適です。

 

冒頭の段落です。

SEOUL (Reuters) – South Korea is assessing the risks of a row with Japan over forced wartime labour spreading to the financial sector, including loans and investments by Japanese institutions, the financial regulator said.

 

ここで、この記事に限らず今回の経済制裁に関する英語記事の多くに見られる、「row」という単語を見てみます。

 

「row」と言っても、主に3つの単語があります。

row①:【名詞】行(列は「column」)

row②:【自動詞・他動詞】(ボートなどを)こぐ 【名詞】こぐこと

 

今回の記事で使われている「row」は次の単語で、Weblio英和辞典から抜粋します。

row③:

【名詞】

1.【可算名詞】

a)(時に激しい行動も伴う騒々しい)大げんか,口論.

b)公の議論[論争].

2.[単数形で] 騒々しさ,騒音.

3.可算名詞 《主に英国で用いられる》 しか(られ)ること.

【動詞 自動詞】

〔動 (+前+(代)名)〕〔人と〕〔…のことで〕けんか[口論]する 〔with〕 〔about,over〕.

 

「(時に激しい行動も伴う騒々しい)大げんか」という意味がしっくり来そうですね。

 

 

「Forced Labor」の背後には「河野談話」の影響が

 

さて、文中の「forced wartime labor」(「labour」はイギリス式スペル)ですが、

これは「強制戦時労働」を表し、「強制」が使われている原因として、

河野談話」(平成5年8月4日)があるものと思われます。

 

 

河野談話で特に重要な部分を抜粋します。

慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。

 

また、「河野談話」発表時の記者会見(平成5年8月4日)で、河野洋平氏(河野太郎現外務大臣の父)は、

記者に「強制連行の事実があったという認識なのか」と問われ、

そういう事実があったと。結構です

と答えてしまいました。

 

産経新聞の編集委員は、

『日本が慰安婦を強制連行して性奴隷にしたという「伝説」に河野氏が「政府公認」というお墨付きを与えた瞬間だった』

と批判しています。

 

2014年当時の政府高官も、

「それまで政府は強制連行は証拠がないという一線を守っていた。それなのに、河野氏の発言で強制連行説が独り歩きすることになった。あの記者会見は完全な失敗だ」

と批判したとのことです。

 

 

実際の慰安婦募集はどうだった?

 

朝鮮総督府の発行していた資料によると、

朝鮮半島では毎年数千人が「誘拐罪」(騙してついて来させたものも含む)で検挙されていました。

 

資料には検挙された犯人の民族が日本人か朝鮮人(国籍は日本)かも書かれていますが、

犯人の約99%は朝鮮人となっています。

 

「甘言」「強圧」

 

さて、文中の「甘言」ですが、こんなよい仕事があるから働かないか?、と甘くささやくのは当たり前の話で、

現在でも広く行われています。

 

文中の「強圧」ですが、上司が強圧的な言動をしたり、契約を守らないと損害賠償を請求するぞ!、と脅すのも当たり前の話で、

現在でも広く行われています。

(強圧的な言動は道徳的に良くありません!)

 

「本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」

 

「本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」という部分ですが、

日本本土や朝鮮半島に限らず、当時は特に貧しい家庭では娘を「売る」という行為が盛んに行われていました。

 

ただ、ペットのように人間を売り買いして奴隷のように拘束したという意味ではなく、

正式には「前借金相殺の労働契約」と呼ばれるもので、

親などが給料の前払いを受けて娘を説得(強制?)して、指定する場所で働かせたというものです。

前借金は現在価値にして約2000万円ほどにもなったようで、実は現在の野球のドラフト制の契約金と瓜二つですが、廃業した場合にも返済の義務が残ります。)

(当時は生活保護などの社会保障が充実しておらず、下手をすると餓死する時代ですし、男尊女卑の考えが強かったので、男兄弟を立派に育てよい学校に行かせるために女の子は協力するのが当たり前、との風潮が強かったというのが私の考えです。)

 

当たり前ですが、先に給料(契約金)をもらえば、意志に反してでも働かざるを得ません。

 

当時から自己破産制度はありましたが、本人が分かった上で前借金を貰って契約したのであれば、

雇用者を騙したことになるので自己破産も通りにくかったでしょう。

 

(現在では、自己破産の法律には騙すなどの犯罪行為をして借りたお金は自己破産できないと書いてありますが、実際の運用上は、騙しても犯罪をしてもたいてい通ってしまう、著しく債権者に不利な状態となっています。よくある例では、サラ金からの高利の借金で首が回らなくなっている人に、二度とサラ金から借金をしないという条件でお金を貸し、その人が約束を破って再びサラ金から借金をして債権者を騙しても、その人は簡単に自己破産でき借金を合法的に踏み倒せてしまいます。)

 

また、親に説得(強制?)されて前借金を受けたのであれば、

娘が自己破産してしまえば連帯保証人になっていたであろう親まで全ての財産を失ってしまうので、

親に勘当されないためにも娘は自己破産を選択できなかったでしょう。

 

ただ、当時の日本政府の力不足や啓蒙不足で、

数多くの女性(朝鮮半島においては満17歳以上)が、慰安婦になって仕送りするよう家族に説得(強制?)されたことは事実ですから、

近年の日本政府が彼女たちに同情して謝罪したことは、適切なことだったと考えています。

 

 

戦後すぐに、「前借金相殺の労働契約」は人身売買に繋がるとして法律で禁止されました。

 

とはいうものの、現在でも被雇用者には適用されていますが、

個人事業主であれば、契約時に契約金をもらえば契約を守るために強制的に労働せざるを得ませんし、

お金を貸したり借金の保証人になるという方法を使えば、当時と同じようなことができます。

 

「官憲等が直接これに加担したこともあった」

 

この部分では、このようなことが「1件はあった」と言っているに過ぎない訳ですし、

  • 戦地ですから軍が護衛したり、
  • 軍人への性病の蔓延を防ぐために健康管理をする、

などの関与(加担)をするのも当たり前です。

 

 

韓国系住民により建てまくられる慰安婦像

 

例によって韓国は、河野談話を利用し、

「大半の事例で日本軍が銃剣を突き付けて脅して連行した」

というように捏造して国民を洗脳し、

洗脳された国民は海外でそのようにプロパガンダを行いつつ、

「少女像」をアメリカを中心に建てまくっています。

 

日本に戦後レジームを脱却されては困る勢力が政治的に利用するために、

陰に陽にサポートをしている状況です。

 

アメリカニュージャージー州のパリセイズパークの慰安婦の碑の碑文を、

慰安婦の碑(Wikipedia)」より抜粋します。

 

慰安婦の碑の碑文

*日本で虚偽だとされている部分:MORE THAN 200,000(20万以上)、ABDUCTED(誘拐された)

 

<原文>

IN MEMORY
OF THE MORE THAN 200,000
WOMEN AND GIRLS WHO WERE
ABDUCTED BY THE ARMED FORCES OF
THE GOVERNMENT OF IMPERIAL JAPAN,
1930’s – 1945
KNOWN AS “COMFORT WOMEN,”
THEY ENDURED HUMAN RIGHTS
VIOLATIONS THAT NO PEOPLES SHOULD
LEAVE UNRECOGNIZED.
LET US NEVER FORGET THE HORRORS
OF CRIMES AGAINST HUMANITY.

DEDICATED ON OCTOBER 23, 2010
COUNTY OF BERGEN,
COUNTY EXECUTIVE
THE BOARD OF CHOSEN FREEHOLDERS,
AND THE BOROUGH OF PALISADES PARK

 

<翻訳>

日本帝国政府軍により誘拐された
200,000人以上の婦女子を偲んで。
1930年代〜1945年
それは「慰安婦」として知られています。
彼女たちは誰も気付かずに去るべきではない
人権侵害を耐え忍びました。
人間性に反した犯罪の恐怖を
決して忘れさせないでください。

2010年10月23日 建立
バーゲン郡
郡長
郡議会
パリセイズ・パーク自治町

 

up to 200,000」「最大20万人」などと書いて、嘘は書かずに印象操作する手法はよく行われていますが、

(これらは実際は0人でも嘘とはなりません!)

この碑文では、明らかな嘘を書いていますね。

 

朝鮮半島では今のところありませんが、

他のアジア地域ではインドネシアでの白馬事件(スマラン事件)など、

かなりの確率で日本軍人による犯罪行為だったと疑われる事例が存在していますが、

それらはせいぜい200人というところで、

20万人などという数字はまともな学者は相手をしません。

 

残念ながら、世の中、特に国際社会では真実が広まるのではなく、

真実であると大勢に信じ込ませたことが、真実として認識されます。

 

私達の多くは、日頃の生活が忙しくて余裕の無いことがほとんどだと思いますが、

嘘の情報を見破りそれを拡散するのに加担しないよう文章をしっかりと読み、

文章の中で何が真実で何が筆者の感想なのか、しっかり読み取りましょう。

 

 

さて、ロイター通信の記事の戻り、最後の段落を抜粋します。

The forced wartime labour issue is the latest flashpoint in a relationship long over-shadowed by South Korean resentment of Japan’s 1910-1945 occupation of the Korean peninsula.

 

さて、「occupation」というのは、「占領、占拠、進駐」などの意味ですから、

この記事の筆者は当時の自国イギリスも批判せず歓迎していた「日韓併合条約」(1910年)を、

さも国際法違反のように批判するニュアンスを漂わせていますね。

 

中立的に書けば、「annexation(併合)」と書くべきところです。

 

現在でも、朝鮮半島関係者を除き、「日韓併合条約」が国際法違反だなどと言う意見は、

異端扱いされ権威ある国際学会からは相手にされていないとのことです。

 

 

記事をコピペして英語学習に使う方法

 

さて、記事の意図や歴史的な背景を考えてきましたが、

皆さんは先ほどのロイター通信の英語記事の原文をご覧になりましたか?

 

あれ、こんなに簡単に読めてしまうのか?

とびっくりなさった方も多いと思います。

 

記事が書いていることの背景をあれこれ知っていると

外国語の文章と言えど、簡単に読めてしまうんですね。

 

逆に、興味も無く難しい憲法解釈の本などですと、

日本語なのに全然理解できない!

となってしまうんですね。

 

結論!

自分の深く知っている分野の文章を使って外国語を勉強すべし

 

 

皆さんのお好きな文章をコピーし、

このページの上にある「メモリーサポーター本体」から「貼り付けページ」に進み、

そこにコピペして、楽しみながら効率的に勉強してください。

 

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