こんにちは。
今回は、歴史を活用して英語や中国語学習に役立てる方法をお伝えします。
日本の歴史は感動的なストーリーが山盛り
歴史とは、自身や自国民やまだ見ぬ未来の子孫のために当事者が全身全霊で取り組んだ成果であり、
大きな影響を与えたものだけが淘汰されて現在まで残り「歴史」になったと言えます。
小説などで創作しなくても、日本の歴史には先人が遺した素晴らしい逸話がたくさんあります。
世界の歴史を振り返りますと、近代以降、有色人種は白人国家に全く歯が立たず次々に植民地化され、
19世紀末にアジアの国で完全な独立国と言えるものは、大日本帝国・オスマントルコ帝国・シャム王国(タイ)の3つだけでした。
日本は、1914年に勃発した第一次世界大戦後のパリ講和会議において、
残念ながら否決されたものの、国際会議において世界で初めて人種差別撤廃を明確に主張する「人種的差別撤廃提案」を行いました。
その後、国際連盟において日本は常任理事国となり、五大国の一角として黄色人種で唯一、世界の主要プレイヤー(列強)となりました。
1939年にヨーロッパで勃発し1941年に参戦した第二次世界大戦において、日本は「帝国の自存自衛」」「東亜の解放」を掲げて戦いました。
しかし結局、アメリカによる原爆投下やソ連の中立条約違反の侵攻により、ポツダム宣言の受諾による有条件降伏に追い込まれました。
「東亜の解放」について述べますと、
日本は参戦後数カ月で東南アジアのほぼ全域から欧米列強を駆逐し、
敗戦までにすでに東アジア・東南アジアで多くの国を独立させていました。
東南アジアの諸民族は日本軍が敗退した後、自ら立ち上がって熾烈な独立戦争を戦い、
戦後十数年以内に多くが独立を勝ち取りました。
私たちの先人が歴史の当事者として子孫のことを思い、命を懸けて取り組んでくださった結果、
日本の歴史は感動的なストーリーが溢れる素晴らしいものとなっています。
創作ではなく生のストーリーを読むメリット
年表を暗記するだけでは、テストの点は取れても歴史は分かりません。
そもそも、ただの暗記では学習する意欲が湧きません。
演説や条約の原文を読むならば、教科書などが隠している真実が見えてくることが多々あります。
例えば、「日本が無条件降伏した」というのはGHQや戦後利得者が利益を得るためのプロパガンダです。
なぜなら、降伏文書にはちゃんと降伏条件が書いてあり、日本軍が無条件降伏するとだけ書いてあります。
それを日本(政府)が無条件降伏(=白紙委任の降伏)したと誤認させ、操ろうとする勢力がいるのです。
実際に降伏文書を読んでいないと、そういうものかと容易に騙されてしまします。
皆さんの中の多く人も、騙されていたのではないでしょうか。
歴史は勝者やメディアが都合よく作るものです。
教科書や参考書では勝手な基準で取捨選択されていることが多く、
メディアでは捏造されていることすらあります。
様々な立場から生の歴史(=原文、一次資料)を読んでおくことは、皆さんが騙されないために大きな力となります。
歴史で英語や中国語を学ぶメリット
英語や中国語の学習する一般的なテキストの内容は、皆さんが興味を持てる内容でしょうか。
穴が開くほど繰り返し読むだけの価値がある内容でしょうか。
もし技術的なことを学ぶためだけに作られていて、それほど興味が湧かない文章ならば、
学習が退屈で苦労がとても大きく感じるものです。
その点、歴史イベントなどを読むと、感動してモチベーションが高まります。
感動溢れる歴史イベントなどを用いて英語や中国語を学習すると、
歴史的な知識が増えて楽しくなるのと、語学の知識が増えて楽しくなるのと、
相乗効果を発揮して効率的で素晴らしい学習ができます。
語学の学習のためだけに文章を読むのではなく、
年表を暗記するだけでなく先人たちの歴史を直に学び、
そのストーリーをしっかりと目と耳と心で感じましょう。
歴史で英語や中国語を学習するために必要なこと
前の章で書いたことを実現させるには、2つのことが必要です。
①ユーザーが読みたい記事に到達するために、高度な検索機能を付けること。
②ユーザーを満足させる質の高い記事をたくさん載せること。
とはいうものの、一般的なホームページビルダーやブログシステムで高度な検索機能を実現することがかなり困難です。
専門的なシステムエンジニアやプログラマーを要する会社に外注することになり、百万円単位の高額な費用がかかります
質の高い記事をたくさん載せるには優秀な人材が多数必要ですし、
よその会社が作ったものを使うなら著作権料を払う必要があります。
ですから、高度な検索機能と質の高い記事を両立させる学習サイトや学習アプリはなかなかありませんし、
あっても非常に高額な費用がかかります。
必要なことを満たしてくれるお薦めの学習方法
これらの困難を克服して、ユーザーに無料で提供しているのが、多言語学習サイト・メモリーサポーターです。
高度な検索機能は、私自身が長年プログラムを勉強して自分で作ることで、解決しました。
質の高い記事をたくさん載せることは、
天皇陛下・大統領・首相・外相のスピーチや、日本国憲法や歴史的条約、聖書など、著作権の無いものを探したり、
直接連絡して掲載許可を受けることで、解決しました。
(それでも数年の月日がかかりましたが。)
メモリーサポーターには、歴史的価値が高いコンテンツが盛りだくさんです。
英語や中国語を学習するだけでなく、皆さんの知的探求心も満足させてくれること間違いなしです。
ちなみに、メモリーサポーターは多言語学習サイトですから、
英語や中国語以外にも多言語の翻訳が付いている場合が多く、
翻訳は全て人間の手によるものですから、様々な言語の学習に使うことができます。
朗読機能も付いており、英語や中国語は素晴らしく上手に読んでくれます。
(日本語の朗読は読み間違いやイントネーションなどの問題があり、
日本語は意味を知るための補助的な活用に留めておくのがよいです。)
メモリーサポーターで記事を検索して表示する方法
メモリーサポーターには左から順に、下記のように6つのタブがあります。
①トップ:使い方の説明など
②記事:学習に使えるスピーチなど
③リンク:言語別に学習に使えるお薦めサイトを紹介
④学習:学習のための教材
⑤ブログ:制作中
⑥ヘルプ:よくあるヘルプと解決法
これらのタブをクリックすると、「検索ページ」が表示され、上部にはいくつかの検索条件を指定するボックスが表示されます。
ヘッドラインに含まれる文字や、カテゴリーやシリーズ、
記事の発生年月日(条約が調印された日、スピーチが行われた日、など)、
記事が掲載された日、などを検索条件とすることができます。
また、記事がもともとどの言語で書かれたかという「翻訳元言語」や、
記事がどの言語で表示が可能か(原文の言語+翻訳された言語)という「翻訳先言語」を、検索条件とすることができます。
これらに好きな検索条件を指定して、少し下にある「検索」ボタンを押せば、該当する記事だけが表示されます。
検索条件を指定しない時は「全部」のままにしておいてください。
例えば、日本人が英語と中国語を勉強するなら、英語と中国語と日本語の原文・翻訳文がある記事を使いたいですよね。
この場合は「翻訳先言語」ボックスで「English」と「Mandarin(Simplified)」と「Japanese」を選択(複数選択は、Ctrlキー+クリック)し、
「検索」ボタンを押せば、該当する記事のヘッドラインの一覧が表示され、クリックすると別タブで該当記事が表示されます。
その後、記事の上に8つ並んでいる「表示言語」ボタンで表示したい言語を選択すると、選択した順番に段落ごとに表示されます。
(中国語は、北京語が「Mandarin」で広東語が「Cantonese」です。
繁体字なら”(Traditional)”、簡体字なら”(Simplified)”と表示されています。)
主なカテゴリーは「政治」「歴史」「宗教」
上記のメモリーサポーターの6つのタブそれぞれに、様々な「カテゴリー」の記事があります。
「記事」タブを例に紹介しますと、記事が多いカテゴリーは順に「政治」「歴史」「宗教」となります。リンクはこちら。
「政治」カテゴリーを例に紹介しますと、
記事の多い順に「日本政府要人スピーチ」「日本のご皇族のお言葉」「アメリカ政府要人スピーチ」「アメリカ大統領演説」などの「シリーズ」に分かれています。
有名な安倍首相の真珠湾での演説は「日本政府要人スピーチ」に、有名なオバマ大統領の広島での演説は「アメリカ政府要人スピーチ」に、
初代ワシントン大統領から現在のトランプ大統領までの”歴代アメリカ大統領の就任演説”や
リンカーン大統領の”ゲティスバーグの演説”などは「アメリカ大統領演説」にあります。
皆さんのお気に入りの「カテゴリー」「シリーズ」を見つけて、ぜひ学習に役立ててください。
特定ワードでも検索できる
記事のヘッドラインの中に含まれる文字で検索することもできます。
メモリーサポーター上部に6つタブが並んでおり、その下に「表示言語」、その下に「検索言語」があります。
例えば、日本語訳のあるオバマ大統領の演説検索したいなら、「Japanese」を選択して、
右側の3つのテキストボックスの1つに「オバマ」と入力して検索ボタンを押します。
アメリカ大統領演説の中には日本語訳が付いていない(=日本語ヘッドラインが存在しない)場合も多いので、
その場合は「English」を選択して「obama」などと入力して検索ボタンを押します。
大文字小文字は区別しませんので、どちらでも大丈夫です。
例えば、安倍総理と岸田外相の演説を検索したいなら、「Japanese」を選択して、
右側の3つのテキストボックスの1つに「安倍」もう1つに「岸田」と入力して検索ボタンを押します。
これら3つのテキストボックスは「OR」の関係です。
「AND」の関係で検索したい場合は、1つのテキストボックス中にコンマ(,)か読点(、)で区切って複数ワードを入力してください。
各記事は聞き流しもできるよう、言語ごとに速度を10段階で変えられ、
記事の一番上の「繰り返し回数」を変えれば、ワンクリックで10回でも50回でも記事の初めから終わりまで繰り返し朗読させることができます。
ページを開いた後は、オフラインでも朗読させることができます。
お気に入りの記事を見つけ、通勤・通学中や散歩中に繰り返し聞いてみてくださいね。
(メモリーサポーターは「グーグルクロム」専用です。)