学習・方法

聖書で英語を学ぶ方法!多言語を無料で学習できるサイト

 

こんにちは。

皆さんは聖書をご存知ですか?

 

実は聖書には、多言語学習のヒントが含まれているんです。

 

今回はそんな聖書と英語の学習についての関連性を見ていきましょう!

 

 

聖書ってどんなもの?

 

聖書はバイブル(The Bible)とも呼ばれ、

キリスト教では旧約聖書(old testament)新約聖書(new testament)の2つを経典とし、

ユダヤ教ではキリスト教における旧約聖書だけを単に聖書と呼んで経典としています。

 

 

(旧約)聖書は、紀元前1513年から紀元前5世紀にかけてヘブライ語(一部アラム語)で書かれた、と考えられています。

 

新約聖書は、イエス・キリストが紀元33年に磔になった後の紀元41年から紀元98年にかけてギリシャ語で書かれました。

 

英語訳としては、イングランド王・キングジェームズ1世の命により、

既にあったものを基礎として1611年に欽定訳聖書(King James Version, KJV)の初版が出ました。

 

 

現代英語としては、ざっと数えても約20種類ものたくさんの訳が出ています。

 

例えば、1979年に新欽定訳聖書(New King James Version, NKJV)が出され、2000年に世界英語聖書(World English Bible, WEB)が、

2011年には平易な英語で書かれたコモン英語訳聖書(Common English Bible, CEB) が出ています。

 

 

日本語訳としては、明治時代にできた”明治訳「舊約聖書」”、大正時代にできた”大正改訳「新約聖書」”、戦後できた「口語訳聖書」などが有名です。

 

 

聖書が英語や外国語学習に適している訳

世界には約23億人のキリスト教徒がおり、日本にも約191万人います。

 

仏教や神道でお経や祝詞(のりと)を知っている人は少ないものの、キリスト教では多くの人が部分的にでも聖書のあらすじを知っています。

 

暗記するほど何十回も繰り返し学習したとしてもその労力は無駄になりません。

 

キリスト教徒が「神(デウス、エホバ、ヤハウェ)が(執筆者の手を使って)書かせた」と信じる、普遍的で示唆に富む文章だからです。

 

 

キリスト教徒との会話で聖句(諺やフレーズ)を引用すれば、例え言葉が流暢でなくても、心を通わせる大きな助けになるでしょう。

 

あなたがキリスト教徒でなくても、聖句として有名になっている部分が多く、読んでいて思い当たることが多いと思います。

 

 

学習面から考えても、既にあらすじを知っていれば外国語で読んでも内容を理解するのが非常に速く、効率的な学習ができます。

 

また、欽定訳聖書の英語は格調高く現在でも多くの愛好者がいますから、古典英語を学習するのに大いに役立ちます。

 

 

聖書で多言語を同時に学習するメリット

聖書は多くの人が部分的にでも”大まかなあらすじを知っていて外国語で読んでも理解が速い”ものです。

 

多言語を同時に学ぶ場合にも同じようなメリットがあります。

 

 

国語(母国語)のテストでは1つ1つの文の意味はほぼ完璧に分かっているのに、なかなか点数が取れませんよね。

 

それは、その文章を文脈の中で論理的に理解して記憶して適時引き出さねばならず、多大な時間と労力がかかるからです。

 

 

多言語を同時に学ぶ場合、この”多大な労力が1回で済む”ので結果として効率が上がるのです。

 

聖書を多言語で学ぶことで、これら両方のメリットを享受できるのです。

 

 

英語や多言語を同時に学習するお薦めの方法

 

聖書などを使って英語や多言語を効率的に学習する方法として、

お薦めのウェブサイトが「多言語学習サイト・メモリーサポーター」です。

 

 

メモリーサポーターには、多言語を効率的に学習するための多くの機能があり、

聖書歴史エピソード、天皇陛下・アメリカ大統領・日英首相・日本外相などのスピーチ日本国憲法など、

約2000本の教材(記事)を収蔵しています。

 

聖書は多言語に訳されていて著作権の切れたものも多いですから、無料で質のよい教材が提供できます。

 

 

メモリーサポーターでは、日本語訳として口語訳聖書を、

現代英語訳として世界英語聖書(World English Bible, WEB)を、

古典英語訳として欽定訳聖書(King James Version, KJV)を用いています。

 

 

メモリーサポーターで聖書を検索して学習する手順をご紹介します。

 

このページの上の「メモリーサポーター本体」タブ

⇒ 「(母国語)日本語」をクリック

⇒ 「記事を検索」をクリック

⇒ 「記事」をクリック ⇒ 「カテゴリー」で「宗教」を選択

⇒ 「検索」をクリック

※ 緑色部分で「記事公開日」「事象発生日」などを選択すると、その順に並び替えされて記事ごとにその値が表示されます。

※ 黄緑色部分で「カテゴリー」「シリーズ」「翻訳元言語」「翻訳先言語」「事象発生日」「記事公開日」などを選択すると、記事ごとにその値が表示されます。

(言語記号 英語:en、日本語:ja、繁体字中国語:zh-s、簡体字中国語:zh-t、フランス語:fr、スペイン語:es、アラビア語:ar、ロシア語:ru、イタリア語:it、ドイツ語:de など。古典の場合は「#」が付きます。)

 

メモリーサポーターが無料で提供している機能

 

メモリーサポーターでは、記事上の「表示言語」で翻訳が付いているすべての言語が選択可能で、

最大8つの言語を段落ごとに表示させ朗読させることができます。

言語を母国語以外に7つも同時に学習する人はほとんどいないでしょうが、

同じ言語を重複して表示させて各々で朗読の速度を変えたりするなど、いろいろな使い道があります。

 

 

ワンクリックで、表示されたすべての言語を段落ごとに交互に読んだり、

記事を最初から最後まで10回も50回も繰り返し読んだりできますから、通勤・通学中や散歩中の聞き流しに威力を発揮します。

 

 

また、表示された言語からユーザーの母国語へ対応している、ワンクリックで表示される辞書がいくつか設定されています。

 

英語の段落には母国語が日本語の場合、

デフォルトで「Weblio英和辞典」「英辞郎」「Cuerbo英和辞典」「Oxford英英辞典」が設定されており、

URLを設定して他のオンライン辞典に変えることもできます。

 

 

「解析」ボタンを押すと下記の機能が使えます。

  • 英文を英単語に分けて母国語の意味を付ける
  • 英文でユーザーが効率的に復習するため、「忘却曲線」を考慮して枠を付ける
  • ユーザーが覚えるべき単語を下に単語帳として出力する

 

 

メモリーサポーターは多言語学習サイトですから、日本人が英語や中国語などを同時に学習できるとともに、

アメリカ人が中国語を、中国人が英語を、などとあらゆる組み合わせの学習を提供することもできます。

 

 

ただし、英語や中国語の朗読はとても上手なので学習するために使うことができますが、

日本語の朗読は漢字の読み間違いやイントネーションの不自然さがあり、

日本人が意味を知るために補助的に使うのに留めておいた方が無難と思います。

 

 

このメモリサポーターに文章を読んでもらいもらいながら、

自分の頭にインプットすることが大切ですね!

 

実際に無料でメモリーサポーターを使って、体感してみてください。

 

 

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