こんにちは。
今回は便利な学習方法をご紹介します。
あなたが外国語を勉強するときに、自分の好きな文章を選んでコピペし、
それに自動的に意味がついて、いくつかの辞書がワンクリックで呼び出せたら、
どんなに便利でしょう。
教科書のように既にある文章ならば、
多くの学習サイトや学習アプリで単語の意味や朗読機能がついていますが、
ユーザーが張り付けた任意の文章にまで対応しているところはなかなかありません。
一部の翻訳サイトでは、単語上にマウスを重ねると単語の意味が出たりしますが、
ユーザーが学習するための機能が十分ではありません。
多言語学習サイト・メモリーサポーターでは、これら両方の良いところを実現しており、
”サイト内にあるほぼすべての英語記事”や、
”貼り付けページにユーザーがよそからコピペした文”や、
”単語帳”について、
朗読機能や辞書機能、後述する解析機能などが提供されています。
英語の「解析」とは
ここでの「解析」とは、”文章を単語に分けて単語の意味を付け、
ユーザーの過去の学習データを調べてユーザーが覚えるべき単語に枠を付ける”ことです。
「解析」ボタンは各段落の上にあります。
第一段落の上には「全解析」ボタンもあり、
ワンクリックで全ての段落を解析することができます。
解析後には既に単語の意味がページ内に保管されているため、
単語をワンクリックすると一瞬で意味が表示されます。
解析機能については、現在は英語と中国語の一部のみの対応となっていますが、
将来どんどん増やしていきます。
ちなみに、ページ右上にある母国語ボックスで日本語ではなく他の言語(英語以外)を選択していた場合、
日本語ではなくその言語での意味が表示されます。
前述のようにメモリーサポーターの特長は、
「貼り付け」ページでユーザーがよそからコピペした文章を解析して学習に用いることが可能であり、
自動解析システムを備えることにより、低コストで効率的な学習が実現できることです。
「解析」機能は、メモリーサポーターの核心であるとともに、
現在メモリーサポーターを無料で提供できている大きな理由の1つです。
ログイン状態では英語の「解析」時に枠が付く!
メモリーサポーターは、
ユーザーの過去の学習時のデータを活用して、
単語に枠を付けるための計算を行い、
ユーザーに復習を促してくれます。
ログイン時に「解析」ボタンを押すと、英語の意味が付き、復習すべき単語に枠が付きますが、
ログインせずに「解析」ボタンを押すと、単語の意味が付くだけで枠は付きません。
ページ右上のログインボタンを押すと、
まだユーザー登録していない場合は登録画面に、
既にしていればログイン画面に進みます。
現在は会員登録(ユーザー名とパスワードとメールアドレスを登録)しても、
メモリーサポーターはすべて無料です。
上図の赤色部分で、覚えたい単語のレベルを設定することができます。
例えば、高校生レベルの単語だけを覚えたい場合、
左側で「English」、「School Level」、「High school 1」「High school 2」「High school 3」を選択し(「Ctrl」キー+クリックで複数選択が可能。)、
「ページ初期化&解析条件変更」ボタンを押します。
すると、高校生レベルの単語のうち、ユーザーが覚えたり復習すべき単語にだけ枠が付きます。
この過程でどうやってサイトが計算するのか、次の章で説明します。
英語の「解析」時にはどのような単語に枠がつく?
ユーザーが設定している覚えたい単語のレベルに該当する単語のうち、
初めて出てきた単語、前回出てきてから十分に時間が経った単語に枠が付きます。
将来また同じ単語が出てきた(違う活用形も含む)時に、枠を付けるかどうかの計算に反映させるため、
ユーザーは下記の操作をして単語1つ1つに設定された「単語レベル」を上下させます。
十分に覚えている単語
⇒ 左クリックして枠を消す
⇒ この単語の「記憶レベル」が1つアップ
⇒ この単語が再び出てきた時に枠がつくまでの時間が長くなる
まだ十分に覚えていない単語
⇒ 右クリック OR 左クリックを2回 して枠を黒くする
⇒ この単語の「記憶レベル」が1つダウン
⇒ この単語が再び出てきた時に枠がつくまでの時間が短くなる
これは「忘却曲線」です。
(①②③④⑤は復習した場合です。)
「Remembering Zone」で復習するなら、十分に覚えているのに無駄な手間がかかります。
「Forgotten Zone」で復習するなら、ほとんど忘れているので、辞書を調べたりして面倒な手間をかけて覚えなおす必要があります。
ですから、ユーザーの記憶が「Memorizing Zone」にある適切な時間に復習をすると、効率的に学習できるのです。
メモリーサポーターでは、ユーザーが適切な時間に復習できるよう、
単語1つ1つについてユーザーの過去のデータと照らし合わせて枠を付けます。
より効率的な学習ができるよう、
ユーザー1人1人について、
それぞれ数千から数万の単語1つ1つについて、
それぞれ数個のデータ1つ1つを、
メモリーサポーターは保存し活用しています。
ですから、ユーザー名でログインしていないと、
ユーザーが誰か分からず過去のデータも呼び出せず枠を付けられないのです。
学習が終わったらページを閉じる前に、必ずページのいちばん上にある「単語を保存」ボタンを押して、
次回以降に学習する時のために今回の学習の記録を保存してください。
これを忘れると今回の学習の結果が次回以降に反映されません。
ワンクリックで意味が表示される
「解析」ボタンで解析が行われるとき、文章が単語に分けられ、各々の単語について原形が求められ、
それに対するユーザーの母国語での意味が、ページに読み込まれた状態でページが表示されます。
ですから、単語をクリックしたあと一瞬で、
単語の意味がその段落の一番上に表示され、その単語が同時に朗読されます。
また、各段落の上に「辞書」ボタンが4つあります。
段落の言語をユーザーの母国語で説明するネット辞書が、予めいくつかセットされています。
段落が英語で母国語が日本語の場合は、
「Weblio英和辞典」「英辞郎」「Cuerbo英和辞典」「Oxford英英辞典」がデフォルトで設定されています。
「解析」が行われている時も行われていない時も、
単語や熟語を選択した状態で「辞書」ボタンを押すと、
ユーザーが選択したものが自動的にネット辞書に入力され、別タブで表示されます。
新たなタブで他社のネット辞書を読み込んで立ち上げるので、
入力の手間はないものの数秒かかります。
また、気に入ったネット辞書が表示されていない場合、右クリックしてお気に入りのネット辞書を登録することができます。
面倒な手間はできるだけコンピューターに任せ、
皆さんは記憶することに専念できるよう、
メモリーサポーターをうまく活用してください。